ネステナーとは?
「ネステナー」という言葉を聞いて、何を意味するものなのか、全く分からない人もきっと多いことでしょう。
ネステナーとは、一言でいうと「棚」です。
ですが、一般家庭で見かけるような棚ではありません。
倉庫や工場などで使用される、スチール製の棚であり、その姿を見れば
「見たことがある!」
と思う人もたくさんいるはずです。
商品や部品など、様々な荷物を保管する際に利用されます。
ネステナーの呼び名
ネステナーには複数の呼び名があります。
製造しているメーカーさんや使用している業者さんによっても、その呼び名にはいくつかの種類があり、その代表的なものが下記のような呼び名です。
- ネスティングラック
- ネスラック
- スタックテナー
- テナー
いずれも「nest(巣)」という意味に由来しています。
ネステナーの種類
ネステナーと一言で言っても、実はいろいろな種類のネステナーが存在しています。
どれもパレットとセットとして利用されますが、中でも下記のようなものが、一般的によく利用されているネステナーです。
正ネステナー
荷物を置く格子状の面が、下部に設置されているタイプです。
そのままフォークリフトで簡単に運ぶことができます。
一般的に使用されることが多いタイプのネステナーです。
逆ネステナー
その名の通り、正ネステナーの反対で格子状の面が上部に設置されています。
上部に荷物を載せる格子状の面があるので、2段積みが可能となり、効率よく荷物を保管することができます。
ですがその反面、下段のネステナーは直置きとなるので、簡単に移動させることができません。
その他のネステナー
正ネステナーと逆ネステナーのほかにも、パレットが上下左右のどちらにも設置できるフレームがついたタイプのものもあります。
荷物を置く格子状の面が、上下どちらにでも自由に設置できるネステナーもあり、便利です。